突然ですが、あなたはアクセス解析を行っていますか?
私はアフィリエイトを始めたはいいけど、アクセス解析って何?という状態でした(汗)
忘れっぽい私なので、備忘録として勉強してきた内容をまとめていきたいと思います。
もし参考にできる部分がありましたら、活用して役立ててもらえるとうれしいです。
まず、あなたは購買数を増やすどのようにすればよいと考えていますか?
購買数を増やすには、…次の式の通り、客数又は購買率を上げればよいのです!
購買数(CV)=客数×購買率(CVR)
そんなの当然じゃんと思われるかもしれません。ただ、私はこの式を埋める為に具体的に何をすればいいのかわからない状態でした。
そんなときにGoogleアナリティクスが役立ちます。
もくじ
Googleアナリティクスを使用する前に
Googleアナリティクスを使用する前に、コンバージョン(CV)とコンバージョン率(CVR)について確認していきましょう。
①コンバージョン(CV)ってなんだろう?
Webサイトの目的によって、その定義は異なりますが、私が運営しているWEBサイトの場合は、「PV」や「広告のクリック」が該当します。
②コンバージョン率(CVR)ってなんだろう?
サイトへのアクセスからコンバージョンに至った割合です。成約率とも呼ばれます。
例:1000人がWebサイトに訪問に来てくれたとして、その内の20人が購入してくれた場合、20÷1000×100(%)=2となり、コンバージョン率は2%となります。
現状のWEBサイトを把握してみよう
さて、続いて現状のWEBサイトを把握してみましょう。あなたは把握していますか?私は把握できていませんでした(笑)
例として、500mlのペットボトル水50円を1万円分売り上げたいとしましょう。
現在の状態と目標とする状態それぞれに、購買数=客数×購買率を考えます。
①現在の状態:2CV=200訪問×CVR(1%)
②目標とする状態:200CV=10000訪問×CVR(2%)
※CVRは2%くらいが目安らしい…
ここで突然ですが、八百屋さんを想像してみてください。客数をまったく把握せず営業している人はいませんよね。「今日はお客さん少ないな。雨だからかな?今度は少し仕入れを少なめにしよう」とかいろいろ考えているはずです。
ですのでこのような現状把握はとっても大切なのです。
アクセス解析をするメリットとは?
アフェリエイターであれば、誰しも収益を上げたいと思うはずです。
でも私自身、なぜアクセス解析をしなければいけないのか、よくわかっていませんでした。
が、導入するかしないかで、次のような違いがあることがわかりました。
アクセス解析を導入していない場合
よくわからないけどお水売れたなー
このままtwitterで紹介していけばいっか~
というように、どんな人にどんな理由で売れたのかが全く分かりません。
とりあえずの施策をうつことになり、どんな人に何が効いたのか全く見えずに成功が再現できない状態となってしまいます。
アクセス解析を導入している場合
しかし、逆にアクセス解析をおこなっている場合は、次のようなことがわかります。
- 何人の人がWebサイトに来てくれたのか
- どのような経路で自分のサイトに来てくれたのか
- 自分のサイト内でどのような行動をしていたのか
このため、何がよかったのかが明確になり、成功のパターンが繰り返せるわけです。
又、成功パターンがわかるということは、失敗パターンも把握できるようになるので、効果が薄く必要のないことに時間をかけることを回避できます。
自分のサイトの目的を再確認する
Webサイトを改善しようと思ってやみくもにパソコンの前に座ってアクセス解析を行ってもなかなかうまくいくものではありません。
さまざまな製品及びサービスには、進むべき方向性があります。
ここでは代表的なマーケティングフレームワークである「3C」と「4P」について確認していきましょう。
3Cってなんだろう?
3Cとは市場と競合を分析して、成功要因を見つけ、自社製品やサービスの進むべき方向性を決めるためのフレームワークです。
- 市場(Customer):市場規模やニーズを把握する
- 競合(Competitor):ライバルの特徴を把握する
- 自社(Company):自分が市場に対してどんな価値を提供するか、又ライバルと比べてどんな強みがあるのかを分析する
この3つの頭文字をとって「3C」とよばれています。
そしてこの3つを分析すると…
- Key Buying Factors:購買の決め手となる要因
- Key Success Factors:勝つための要因
上記の通り略して「KBF」と「KSF」が浮かび上がってきます。
4Pってなんだろう?
4Pは潜在顧客に働きかける具体的な施策を考えるためのフレームワークとなります。
- 製品(Puroduct):内容→どんな特徴があるか。具体例→誰向けでどんな場面で必要とされるのか。
- 価格(Price):内容→価格をどのように設定するか。具体例→コストはどのくらいか。
- 流通(Place):内容→どのような経路や手段で顧客に届けるのか。具体例→通信販売、ネット販売、店舗販売、卸売etc。
- プロモーション(Promotion):内容→商品の存在や特徴をどう知らせるか。具体例→テレビCM、ネット広告etc。
3Cで立てた戦略と4Pの内容の整合性がとれているかを常に意識しながら設計する。
PDCAのCで改善のサイクルを回す
WEBページを作成したあとにそのまま放置はよくやりがちです。検証・改善をおろそかにせずにPDCAサイクルを行いましょう!
PDCAサイクルって何?
製造業では品質管理を目的としてよく使われるのですが、プロダクトを継続的に改善していくための考え方です。下記は例ですが、このようなサイクルを回していくようにしましょう。
- Plan:1カ月で水を1万円売って、1カ月のユーザ数は1万、CVRは2%にする計画にする。
- Do:自分の考えた計画に沿ったWebページの改善やコンテンツの追加を行う。キーワードは例として「水 健康」で検索結果1位になるようにSEOを行っていく。
- Check:週に1回はGoogleアナリティクスで効果測定を行う。まずは1週目にユーザ数1500でCVR1.2%まで引き上げを狙う。
- Act:効果があるようなら、キーワードを拡大して継続していくが、もしも効果がないようであれば別の方法を試していく。
ここまでで、戦略とPDCAの基本を把握することができましたので、次からは実際にGoogleアナリティクスを導入していきましょう!