こんにちは!トモです。
今回は集客を強化する為に、Webサイトに流入してきているユーザーがどこから来たのかを調べる方法等を記載していきたいと思います。
まず既存のユーザーがどこからきているか、参照元を確認していきましょう。
もくじ
参照元をヒントにして集客数を増やす
参照元の種類としては、
- GoogleやYahooなどの検索エンジン
- TwitterやFacebook
- Web広告
- ニュースサイト
- 個人ブログ
などがあります。
ここからどれが成長する見込みがあるかを吟味して、適切な対応を行うことで、より多くの質の良い流入を得ることができます。
「成長する見込みのある参照元っていわれてもわからないよー」と思うかもしれませんので、次のような参照元を確認していきましょう。
- 突出して流入数が多く、さらなる拡大が見込める参照元
- 流入数は少なくても、コンバージョン率が高い参照元
対応例としては次のようなものがあります。
- あるブログからの流入が大変多く、さらに拡大していきたい。
→個人ブログ管理人に有償で記事を書いてもらえないか確認 - Twitterからの流入数が少ないのに、コンバージョン率が高い。
→twitterのつぶやき回数を開く
参照元の調べ方について
次に参照元をどのように調べていけばよいのかを確認していきましょう。
Googleアナリティクスのメニューから、「集客」→「すべてのトラフィック」→「参照元/メディア」をクリックします。
デフォルト表示ではユーザー数が多い順に並んでいますが、各項目をクリックすることで並び替え(ソート)を行うことができます。
表示行数を変更したい場合は右下の数値を変更してみましょう。
次にURL毎に参照元をチェックしていきます。
メニューで「集客」→「すべてのトラフィック」→「参照サイト」をクリックします。
facebookから流入しているようなのでクリックしてみます。
下の例では表示されていませんが、URLの一覧がずらっと表示されたりするので、その場合は赤枠のようなアイコンをクリックすることで、実際のWebページを確認することができます。
又、メニューの「参照元/メディア」をみると「(direct/none)」という表示が出てくることがありますが、これは「直接訪問」や「参照元情報を取得できなかった場合」をあらわします。
検索エンジンからの流入を最適化する
自分のサイトはどのようなキーワードで流入があるのかを調べる
ユーザーがどのようなキーワードで検索し、あなたのサイトを訪れているかを知りたい場合があるかと思いますが、そのときは次の手順で確認します。
メニューから「集客」→「キャンペーン」→「オーガニック検索キーワード」をクリックします。
キーワード項目の中にある、(not provided)は検索エンジンのSSL化によって中身が見られないキーワードを意味します。
又(not set)はGoogleアナリティクスが、原因不明により取得できないキーワードであることを意味します。
(not provided)の中身が知りたい場合の対策方法としては、Googleサーチコンソールを連携させることにより、ある程度のカバーが可能です。
Googleサーチコンソールとの連携
手順としては、Googleアナリティクスのメニューから「集客」→「Search Console」→「検索クエリ」をクリックします。
次に、「Search Consoleのデータ共有を設定」ボタンをクリックします。
下にスクロールし、「Search Consoleを調整」ボタンをクリックします。
「追加」をクリックします。
自サイトのURLを選択します。
Googleアナリティクスプロパティを選択して「続行」をクリックします。
「関連付ける」をクリックします。
連携が開始されます。
「完了」をクリックします。これで、サーチコンソールとの連携は完了しました。
検索クエリの見方について
「集客」→「Search Console」→「検索クエリ」をクリックします。
各項目の意味は以下のとおりです。
項目名 | 項目の意味 |
検索クエリ | ユーザーが検索したキーワード |
クリック数 | 検索結果の中から、自サイトがクリックされた数 |
表示回数 | 自サイトのURLが検索結果ページに表示された数 |
クリック率 | クリック数÷表示回数 |
平均掲載順位 | あるキーワードで検索した際にユーザーからみて、自サイトが何番目に表示されているか |
クリック率の目安は以下の通りです。
SISTRIX社が公開した2020年7月の検索順位別クリック率。
引用元:https://www.sistrix.com/blog/why-almost-everything-you-knew-about-google-ctr-is-no-longer-valid/
1位:28.5%、2位:15.7%、3位:11.0%、4位:8.0%、5位:7.2%
検索エンジンから流入を増やす為の改善パターン
平均掲載順位とクリック率から以下の3つの改善策を考えてみましょう。
- 平均掲載順位「高」で、クリック率が「低」の場合
→キーワードに対してタイトル・ディスクリプションを最適化した修正を行う - 平均掲載順位「低」で、クリック率が「高」の場合
→さらにコンテンツを充実させていく - 平均掲載順位「低」で、クリック率も「低」の場合
→コンテンツ数を増やす又は、サイト構成を見直す
おまけ(検索ボリュームの調査方法)
Googleアドワーズのキーワードプランナーを使用します。
①Googleアドワーズキーワードプランナーにログインします。
https://adwords.google.co.jp/KeywordPlanner/
②「検索のボリュームと予測のデータを確認する」を選択します。
調べたい検索ボリュームのキーワードを入力し、「開始する」ボタンをクリックします。
入力したキーワードの月間平均検索ボリュームが表示されますが、Googleアドワーズで広告を出していない場合や、支払っている広告費があまりない場合は、ざっくりとしたデータしか確認できません。
SNSの貢献度をチェックする
次はあなたがSNSを使っている場合、そこからの流入がどれくらいかを確認したいことがあるかと思いますので、その貢献度を確認していく手順をまとめていきたいと思います。
まず、メニューから「集客」→「ソーシャル」→「参照元ソーシャルネットワーク」をクリックします。
するとセッション数順で各種SNSが表示されます。
そして、SNSからきた人がどのくらいコンバージョンにつながっているかを、「集客」→「ソーシャル」→「コンバージョン」で確認することができます。
より詳しく分析する為には、「セカンダリディメンション」→「集客」→「ランディングページのURLパス」をクリックします。
これにより、SNSからきて結果としてコンバージョンに至ったユーザーが、最初に訪れたページがどれかを確認することができます。
キャンペーンの効果をチェックする方法
その他に、集客を増やす為にメールやLINEで告知をしたい場合は、Googleが提供しているCampaign URL Builderを使ってみましょう。
その手順は次の通りです。
①検索サイトで「Campaign URL Builder」を検索します。
②必要なものだけ、キャンペーン情報を入力します。
それぞれの項目の意味は以下の通りです。
【項目】 | 【Googleアナリティクスレポートにおける対応項目】 | 【意味】 | 【入力例】 |
Website URL | URL | URL | https://okane-setsuyaku.com/ |
Campaign Source | 参照元 | どのサイト・どのような経由からアクセスされたか | newsletter |
Campaign Medium | メディア | 媒体 | |
Campaign Name | キャンペーン | キャンペーン名 | spring_sake |
Campaign Term | キーワード | リスティング広告のキーワード・キーワードグループを判別したい場合に使用します | water |
Campaign Content | 広告のコンテンツ | 広告・投稿の種類の判別や、ランディングページが複数ある場合の判別に使用します | water |
③下にスクロールするとURLが生成されます。
短縮URLを使用する場合は、「リンクを短くする」をクリックします。
④以下の画面になった場合、私はGoogleを使用しているので、Googleアイコンをクリックします。
⑤使用するアカウントをクリックします。
⑥以下の画面になった場合、「新しいBitlyアカウントを作成する」をクリックします。
⑦「許可する」をクリックします。
⑧短縮URLが作成されましたのでこれを使用することができます。
キャンペーン結果の確認方法
ここで、キャンペーンの結果についてですが、Googleアナリティクスのメニューから「集客」→「キャンペーン」→「すべてのキャンペーン」で確認することができます。
いかがでしたでしょうか。
集客を強化する為に、お役にたてる箇所がありましたら幸いです。
それではまた~